Koji Murataの映画メモ

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8月12日

 久しぶりにワシントンに出張。往復の機内で観た映画です。
 ジョス・ウェドン監督『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年、アメリカ)。世界平和のために開発した人工知能ウルトロンが暴走して人類滅亡を画策、アベンジャーズと死闘を展開する。アイアンマンとハルクは「どうぜ俺たちはマッド・サイエンティストだ」と自虐する。映画館まで行って観る気はしないが、こういう機会に、ついつい観てしまう。
 トッド・フィリップス監督『ハングオーバー!!! 最後の反省会』(2013年、アメリカ)。噂には聞いていたが、1,2とみたことがなく、いきなり三作目を観た。中国人、大活躍です。ラスベガスにも一度行ってみたくなりました。
 原田眞人監督『駆け込み女と駆け出し男』(2015年)。原作は井上ひさし。鎌倉の縁切り寺・東慶寺が舞台。戯作者と様々な不幸を抱えた女たちの物語。水野忠邦ら幕府の思惑もからむ。「幸せな家庭はみな一様に幸せだが、不幸な家庭はみなそれぞれに不幸である」というトルストイの言葉を思い出しました。

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「アベンジャーズ」も含めて、ここ2、3年の間に、あきれるくらい「人類/地球絶滅の危機」というキャッチフレーズを聞かされ、何本ものMARVELコミックのヒーロー(たち)が暴れ回る映画を見せられてきました。でなければ、リメイク物のシリーズものばかり、というのが、昨今のハリウッド映画。
「ミッション:インポシブル」の新作は、シリーズの中では一番の娯楽作品に仕上がっていたとは思うのですが、ついにハリウッドもチャイナ・マネーに買われたのか、という感じでした。
そこで、見るべきは米映画以外の作品。
「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」白黒画面が多い、地味なドキュメンタリーですが、ルアンダの虐殺や難民の衝撃的な写真が多数出てきます。でも、何よりも、冒頭のブラジルの金鉱に群がる無数の労働者の姿に圧倒されました。最後に、地球再生の希望があるので救われます。

2015/8/13(木) 午後 11:31 [ KS2015 ]


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