Koji Murataの映画メモ

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8月12日

 ワシントンの映画館で観た作品を2本。
 ビル・コンドン監督『ミスター・ホームズ』(2015年、米英)。晩年のシャーロック・ホームズ(イアン・マッケラン)の物語。過去の事件の記憶も曖昧になりつつあり、ミツバチの世話が日課になっている。マッケランは力演、真田広之も登場するが、日本の描写は時代錯誤そのもの。イギリス英語はわかりにくい!
 Kyle Patrick Alvarez監督"Stanford Prison Experiment"2015年、アメリカ。
 1971年に実施されたスタンフォード監獄実験(実話)の映画化。心理学の実験のために、学生たちが看守と囚人に別れて実験監獄に入れられるが、看守は徐々にサディスティックになり、囚人たちは恐怖に怯え精神を病んでいく。本当に怖い話です。囚人役の学生にアジア人は一人いたが、黒人はいなかったように思う。70年代のエリート大学なら、こういうものか?

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「ミスター・ホームズ」は、ちょっと見てみたい気がしますが、多分日本未公開でDVD直行になるかもしれませんね。
確かに、英国人の英語は、BBCニュースを除けば、いわゆるお国なまりが強くて、これが本場の英語なのかと、唖然とすることが多いかもしれません。でも、(字幕あってのことではありますが)いろいろなドラマを見ると、結構味のある言い回しをしていて、American Englishよりも面白いと思います。
お薦めは、AXN(ミステリー専門チャンネル)でやっている「刑事フォイル」
第二次大戦前夜から戦中、戦後の物語なので、英国も物資不足で困窮していたり、女性が労働力として駆り出されていたり、アメリカ参戦までは英国の敗色が濃かったので、ドイツの勝利を見越してナチのシンパが集会を開いていたり、ユダヤ人差別があったり、戦中ゆえに犯罪者を見逃がさざるを得なかったりと、本当に多彩な人間模様が見られて勉強にもなります。
映画は、京都シネマでも上映中の、フランソワ・オゾン監督の新作がお薦めです。

2015/8/15(土) 午前 0:59 [ KS2015 ]


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