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京都シネマで、ヴィム・ヴェンダース監督・脚本『セバスチャン・サルガド――地球へのラブレター』(2014年、フランス・ブラジル)。著名なフォト・ジャーナリストの半生を追うドキュメンタリー。サルガドの息子ジュリアーノも監督・脚本に関わっており、家族のドラマでもある。迫力のある映像を通じて、映画と写真の相違や共通性についても考えさせる。力作です。
神保町シアターで、芦川いづみ特集。中平康監督『あした晴れるか』(日活、1960年)。青年カメラマン(石原裕次郎)と才媛の宣伝部員(芦川)が東京探検という企画でコンビを組み、反発しあいながら惹かれていく、ラブコメディ。東京オリンピック前の東京の様子が堪能できる。しかも、脇役が充実。三島雅夫、東野英治郎、西村晃、藤村有弘、殿山泰司ら。殿山が文豪たちを引用して、女性恐怖を語る。「せみの雄は幸せだ。せみの牝は無口だから」などなど。
DVDで市川崑監督『こころ』(1955年、日活)。源作は夏目漱石。森雅之、新珠三千代、安井昌二、三橋達也、田村秋子という重厚な布陣。明治の風俗が伝わってくる。しかし、中年の森に、回想シーンとはいえ学生を演じさせる演じさせるのは、酷というもの。
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「セバスチャン・サルガド」興味を持たれた方は、ぜひとも映画館へ足をお運びください。同じヴェンダース監督の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(2000年)も、お勧めの作品です。
2015/9/5(土) 午前 0:51 [ KS2015 ]