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続きです。
またもやシドニー・ポラック監督『コンドル』(1975年、アメリカ)。
ニューヨークにあるCIAの秘密組織が、何者かによって皆殺しにあう。生き残ったのはたまたま外出中だった書籍分析係のコードネーム「コンドル」(これもロバート・レッドフォード)だけ。CIA内部の陰謀に巻き込まれたコンドルは、孤立無援で生き残りを図る。他に、フェイ・ダナウェーやマックス・フォン・シドーら。思えば、ポラックとレッドフォードは、政治的な映画を多数手がけていますね。
ヒュー・ハドソン監督『炎のランナー』(1981年、イギリス)。アカデミー最終週作品賞受賞。
1924年のパリ・オリンピックで活躍した二人のランナーの物語。一人はケンブリッジの学生でユダヤ人としてのコンプレックスを抱えるハロルド(ベン・クロス)、もう一人はスコットランド人の宣教師エリック(イアン・チャールソン)。人種と宗教を背景にした、格調高いスポーツ映画です。さすが、ジョン・ギールグッドの存在感!
ビリー・ワイルダー監督『ワン・ツー・スリー』(1961年、アメリカ)。
ベルリンの壁が築かれる前の西ベルリン。マクナマラ(ジェームズ・キャグニー)はコカコーラの支社長で出世しか興味のない男。とにかく、せっかち(何事も「ワン、ツー、スリー」と進まなければ気がすまない)。本社の社長令嬢を預かったものの、彼女が東ベルリンの共産主義者の若者と密かに結婚してしまった。社長夫妻の西ベルリン到着までに、すべてをうまく隠蔽できるか?冷戦やドイツ社会を背景にした、テンポの早いコメディ。ドイツ出身のワイルダーならではの風刺が利いています。キャグニーの役者ぶりにも驚かされます。
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