Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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8月30日

 ツタヤの宅配で鶴田浩二主演の『鳴門秘帖』という時代劇を入手したのだが、続編がある由。というので、この作品のコメントは続編を鑑賞してから。

 今日は自宅で大林宣彦監督『転校生』(ATG他、1982年)。
 監督の郷里・尾道の中学校が舞台。
 神戸からの転校生の斉藤一美(小林聡美)は以前尾道に住んでいたことがあり、斉藤一夫(尾美としのり)とは幼稚園の幼馴染。二人はふとしたことから神社の階段から転落、身体と人格が入れ替わってしまった。突然、性別の入れ替わった思春期の二人は、男の身体や女の身体に違和感を抱き、また、一夫は急に「オカマ」のようになったと、同級生のいじめにもあう。
 やがて、一夫の父(佐藤允)が転勤で横浜に行くことになった。このまま元に戻れなければどうしようと焦る二人。ついに家出までするのだが、再び階段から転落、元に戻るのだった。
 一夫の母に樹木希林、一美の両親に宍戸錠と入江若葉。他に担任の先生に志穂美悦子ら。
 原作は山中恒の「おれがあいつであいつがおれで」。
 尾道の風物が美しい。八ミリ好きの一夫は明らかに監督自身。家の壁には映画館のポスター(駅馬車)が貼られている。八ミリ映像も巧妙に織り込まれている。
 少年のような少女と少女のような少年を演じた小林と尾美も、好演である。
 二人の家庭の家風というか、社会階層の違いもおもしろい。
 現代版「とりかへばや物語」か。
 入江若葉も懐かしい。

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