Koji Murataの映画メモ

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 今夜は自宅でビデオ。
 エルンスト・ルビッチ監督『生きるべきか死ぬべきか』(1942年、アメリカ)。
 1939年のポーランド。第二次大戦の開戦直前である。ワルシャワの劇場で「ハムレット」が上演されている。主役のジョセフ・テュラ(ジャック・ベニー)が「生きるべきか死ぬべきか」の名科白を口にすると、若くハンサムなソビンスキ中尉(ロバート・スタック)が席を立って姿を消す。実は、楽屋にいるテュラの妻で女優のマリア(キャロル・ロンバート)と逢引きしていたのだ。
 やがて、ドイツがポーランドに侵攻、テュラたちが上演しようとしていた風刺演劇「ゲシュタポ」は当然中止となり、ソビンスキ中尉はロンドンの亡命政府に勤務することになる。中尉はポーランドの有力者シレツキ教授(スタンリー・リッジズ)が実はゲシュタポのスパイであることに気づき、教授を追ってワルシャワに密かに舞い戻る。中尉はテュラ夫妻と再会、彼らの協力をえて教授を殺害した上、劇団員の一人がヒトラーに扮装して無事にロンドンに脱出するのだった。
 テュラたちは大願叶って、ロンドンで「ハムレット」を上演する。しかし、ジョセフが「生きるべきか死ぬべきか」を口にすると、またソビンスキ中尉は席を立つのだった。
 シリアスなスパイ映画のようだが、そこはルビッチ作品のこと軽妙なコメディで、偽ヒトラーや偽教授、偽将軍などの登場で、大いに楽しませてくれる。
 とはいえ、ナチスがポーランドを現に占領している時の風刺映画だから、笑ってばかりはいられない。
 主演はキャロル・ロンバートで、なかなかの美女である。この映画では無事に飛行機でワルシャワを脱出することになっているが、撮影終了の三週間後に飛行機事故で亡くなった由。こうなると「生きるべきか死ぬべきか」という題名も笑えない。
 

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