Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 お盆そして終戦記念日ですね。
 自宅で卒業生や学生諸君とビデオ。
 スティーブン・ソダーバーグ監督『エリン・ブロコビッチ』(2000年、アメリカ)。実話に基づいたお話。
 エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)は3人の子供を抱えるシングル・マザーで、無職、無学歴、貯金は16ドルだけ。陽気な性格と昔ミスコンに優勝したセクシー・ボディだけが武器だ。
 エド・マスリー(アルバート・フィニー)弁護士の事務所に何とか職をえた彼女は、書類の整理中に大企業が隠蔽する公害問題を発見した。エリンは被害住民たちの間を丹念に回って信頼と情報を獲得し、エドを説得して訴訟に乗り出す。やがて原告の数は600人を超えた。エリンは仕事に没頭するあまり、子供たちとの触れ合いがなくなり、恋人のジョージ(アーロン・エッカート)も一時は彼女のもとを離れていく。
 裁判の長期化を恐れるエドと同僚の弁護士たちは、示談を模索する。エリンはこれに反発しながらも、原告たちの説得に腐心する。そんな時、彼女は企業側の責任を立証する決定的証拠を入手した。この結果、原告たちは実に3億3300万ドルというアメリカ史上最高の和解金を手にするのだった。
 癌を患う原告の一人ドナ(マージ・ヘルゲンバーガー)に企業が最初に提示した和解金は25万ドルだったが、これが最終的には500万ドルに。マスリー弁護士の成功報酬も、原告の獲得金額の40%というものだったから、莫大だ(ただし、訴訟費用は弁護士持ちで敗訴すれば無料という約束)。最後には、エリンもボーナスで200万ドルの小切手を手にするのだった。しかし、何よりも彼女が求めていたのは、人々から必要とされているという誇りだった。
 とにかく、ジュリア・ロバーツがセクシー。彼女が下品な言葉を発し続ける。アルバート・フィニーもとぼけた、いい味を出している。ベビーシッターの中年女性がいかにも無気力なおばさんで、これもリアリティがあった。
 環境問題と裁判というシリアスなテーマを扱っているが、軽妙洒脱に仕上がっている。
 本作でロバーツはアカデミー主演女優賞を獲得しました。

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