Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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9月26日 外国映画84

 神保町シアターで、フランソワ・トリフォー監督『恋のエチュード』(フランス、1971年)。今年はトリフォーの没後25年だそうです。原作はアンリ=ピエール・ロシェ、『突然炎のごとく』の原作者でもあります。
 フランス人の青年クロード(ジャン=ピエール・レオ)は母の親友の娘で彫刻家を志すイギリス人のアン(キカ・マーカム)に出会い、イギリスの一家を訪問する。そこには目の病を患う美しい妹・ミュリエル(ステーシー・テンダー)もいた。アンはクロードに惹かれていたが、彼と妹の仲をとりもつ。二人は結婚を決意するが、クロードの母が反対、1年間の冷却期間をおくことにする。
 この間、クロードの心は早くもミュリエルから離れる。さらに、クロードはアンと再会し、肉体関係をもつ。アンはクロードを愛しながらも、別の男性とも関係をもつ。クロードは二人の姉妹との恋愛関係を小説にして発表する。その頃、アンは結核で亡くなってしまう。
 クロードはミュリエルと再会、二人はついに結ばれる。彼女は30歳にして処女だった。男は女を愛していることに、ようやく気づく。しかし、女は別れを告げる。「あなたは夫になる人ではない」。
 クロードを演じたジャン=ピエール・レオは、『大人は判ってくれない』の、あの子役だった人。
 クロードは優しく善良そうなのだが、率直に言って身勝手のきわみ、サイテー野郎です。最後に彼が捨てられて、溜飲が下りました。やはり女性の勝利です。
 複雑な心理描写に拘りすぎて、インパクトに欠ける作品になっているように思いました。

9月25日 邦画121

 東京に向かう新幹線の中でDVDを一本。
 内出好吉監督『柳生武芸帳 片目の十兵衛』(東映、1963年)。原作は五味康祐。
 柳生家の秘伝・柳生武芸帳は実は、徳川家打倒をめざす諸大名の血判状。柳生石舟斎は謀反人あぶり出しのため、隠密として自ら血判していた。その武芸帳の写しが、柳生但馬守(香川良介)と松平伊豆守(北竜二)の失脚を画策する若年寄・稲葉美濃守(佐藤慶)の手にわたる。将軍・家光(沢村訥升)に柳生家の無実を証明するため、柳生十兵衛(近衛十四郎)が生き証人を捜しに旅立つ。
 その十兵衛を山田浮月斎(吉田義夫)一味や霞の多三郎(品川隆二)・千四郎(松方弘樹)兄弟が付け狙う。十兵衛の妹はしかし、千四郎に恋心を抱くようになる。さらに、謎の一団が十兵衛を狙う。彼らは伊達政宗(山形勲)の手先だった。政宗は武芸帳に匿名で血判を押した人物であり、伊達62万石を守るため武芸帳の秘密を闇から闇に葬ろうとしていたのだ。
 十兵衛は政宗の刺客を倒した上で、家光に柳生家の無実を伝え、天下泰平のため政宗を見逃すよう言上するのだった。
 人気シリーズの四作目だそうです。
 近衛の殺陣の素早さはみごと。
 近衛=松方の親子共演のほか、近衛=品川のコンビは、のちにテレビ時代劇「素浪人」シリーズで大活躍します。私も幼いときに大いに楽しんだものです。

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