Koji Murataの映画メモ

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9月29日 外国映画85

 午前中から自宅でDVD(すみません、午後はしっかり働きます)。
 絵ロール・モリス監督『フォッグ・オブ・ウォー――マクナマラ元国防長官の告白』(アメリカ、2004年)。アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞の作品。
 ベトナム戦争時の国防長官だったロバート・マクナマラ本人が、キューバ・ミサイル危機に始まって、第一次世界大戦、第二次世界大戦、そして、ベトナム戦争での経験を回顧し、11の教訓を語る。「相手の身になって考えろ」から「決してと決して言うな」、「人間の本質は変えられない」などである。
 米空軍の猛将カーティス・ルメイへの畏敬と批判、ケネディ暗殺の衝撃、ジョンソン大統領との確執などを、マクナマラが淡々と、しかし、時には感情を滲ませながら独白する。20世紀のアメリカ史を学ぶにも、たいへんよい教材だ。
 第一次世界大戦が終わった1918年、マクナマラはまだ2歳だったが、当時の様子を記憶しているという。当時はスペイン風邪が流行しており、映像で多くの人がマスクをしている。
 また、第二次世界大戦では、日本への戦略爆撃に際して、東京はニューヨークとほぼ同規模、横浜は
クリーブランド、大坂はロサンジェルス、名古屋はシカゴ、などと換算しながら破壊していったという。「わらわらは戦争犯罪人だ」と、マクナマラは認めている。
 そのマクナマラも、今年7月に93歳で亡くなりました。
 タイトルは、戦争は「五里霧中」だという意味。

9月28日 邦画123

 今夜は自宅でビデオ。弘津三男監督『鬼火駕篭』(大映、1957年)。
 天童藩は六郷弾正(尾上栄五郎)に領地を奪われている。天童藩の家老が老中(志摩靖彦)に直訴に上がる途中で、刺客(細川俊夫)の手にかかり、居合わせた家老の娘・琴絵(中村玉緒)は発狂してしまう。
 さらに、家老の長男・兵馬(林成年)らが直訴に及ぶも、再び刺客に襲われる。実は、老中と弾正はグルである。兵馬らの危機を救ったのが、謎の町人・月太郎(市川雷蔵)である。やがて、弾正一味は、直訴を取り上げようとする大目付(荒木忍)の暗殺さえ企て、失敗すると今度は琴絵を誘拐する。月太郎につきまとう美貌の芸者・菊次(嵯峨美智子)は、月太郎に本心惚れているものの、刺客の妹で密偵であった。
 天童藩士らによる討ち入りを恐れた弾正は、密かに国許に逃れようとするが、月太郎や兵馬らに阻止され、大目付から謹慎を命じられるのだった。この間、琴絵もようやく正気を取り戻した。月太郎は実は天童藩ゆかりの老臣の息子だった。月太郎と菊次は結ばれ、江戸に残ることになった。
 他に、清水元、寺島雄作、山茶花究らお馴染みの脇役陣も。特に、寺島が悪役ながらコミカルな役を演じている。
 後半は『忠臣蔵』に似た展開だが、八尋不二の脚本ながらストーリーが無駄に複雑な気がする。しかも、ご都合主義。
 雷蔵はともかく、林成年の科白回しのひどいこと。ほとんど棒読みでした。偉大な父(長谷川一夫)をもつと辛いですね。その林も昨年でしたか亡くなりました。
 

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