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今夜は自宅でDVD。
ピーター・カッタネオ監督『フル・モンティ』(1997年、イギリス)。
イギリスの工業都市シェフィールド(人口は50万人)。かつて鉄鋼で栄えたこの町も、今や不景気。ガズ(ロバート・カーライル)は半年前に失業し、職業安定所に通っている。妻とも離婚し、一人息子のネイサン(ウィリアム・スネイブ)の養育費が払えないため、親権を取り上げられようとしている。
たまたま巡業中の男性ストリップ「チッペンデール」が大流行なのを知り、ガズはデブの仲間デイヴやダンスのうまい昔の上司ジェラルドらを誘って、男性ストリップの企画を立てる。6人の男たちのストリップの練習が始まる。ネイサンも父たちを応援している。
しかし、工場で裸で練習中のところを警察に逮捕され、彼らは一躍有名に。ついに、会場には400人もの男女が集まり、6人のストリッパーたちは素っ裸(フル・モンティ)のショーで喝采を浴びるのだった。
時分の肉体や失業にコンプレックスを抱く中年男たちが、逡巡しながらも団結し自信を回復していく。
ネイサンを演じた子役が、実にかわいく、かつ、しっかりしている。
この映画が公開された97年といえば、メージャー首相率いる保守党が総選挙に敗れ、労働党のトニー・ブレアが首相になった年です。
シェフィールドは私も一度訪問したことがあります。大学町であると同時に労働者の町で、景気と治安が直結するようです。
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