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今夜も自宅でビデオ。映画館に足を運びたいのですが、なかなか時間がとれません。
ジョン・フォード監督『若き日のリンカーン』(アメリカ、1939年)。
恋人に先立たれたエイブラハム・リンカーン(ヘンリー・フォンダ)は、法律家になる決意を固めた。
7月4日の独立記念日のお祭りで、殺人事件が起こる。犯人とされた二人の兄弟はリンチにあいそうになるが、リンカーンがこれを押しとどめる。この二人の弁護が新米弁護士の初仕事となる。
陰険な検事(ドナルド・ミーク)相手に、リンカーンは正義感とユーモアを武器に法廷で戦うが、被害者の友人が目撃者として証言に立ったことから、被告二人には不利になる。しかし、リンカーンは事件当夜は月明かりがなかったことを示し、目撃者の偽証を暴く。この目撃者こそ真犯人だったのだ。
法廷闘争の背後には、リンカーンの政敵スティーブン・ダグラスの影がちらつく。
前半は冗長だったが、リンチ騒ぎで盛り上がり、後半の法廷劇はぐいぐいと惹きつける。さすがはジョン・フォード。ヘンリー・フォンダもリンカーンに似ていて、力演です。
市川雷蔵主演で『若き日の信長』という映画がありますが、アメリカ人にとってのリンカーンも、日本人にとっての信長や秀吉、家康のような存在なのでしょう。
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