Koji Murataの映画メモ

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12月24日 邦画151

 神戸の教会でクリスマス礼拝後に、実家で母とビデオ。
 鈴木清順監督『刺青一代』(日活、1965年)。
 昭和のはじめ。ヤクザの鉄(高橋英樹)は抗争でヤクザを殺し、偶然事件に関わってしまった美術学校生の弟・健次(花ノ本寿)とともに、北陸に逃れる。満州に渡るためだった。ところが、詐欺師(小松方正)に騙されて金を巻き上げられてしまう。
 途方にくれている二人を、みどり(和泉雅子)という娘が助ける。二人はみどりの兄・木下(山内明)の仕切る工事現場で働くことになったのだ。だが、健次は美しい木下夫人(伊藤弘子)に恋をし、鉄はみどりに惚れられる。
 警察やヤクザの追っ手が迫る中、兄弟はいよいよ満州に渡ろうとする。だが、木下夫妻が対立する神戸組(組長は河津清三郎)に捕らわれた上、健次も惨殺されてしまう。ついに、鉄は単身で神戸組に乗り込むのだった。
 いきなり褌姿の刺青男たちが次々に登場し、クリスマス・イブに家族で観るには、やや不向きな映画と判明しました。
 それでも、さすがは鈴木監督、なかなかの仕上がりです。
 結局、母も結構気に入っていました。作中、みどり役の和泉が口ずさむ流行歌を、昭和5年生まれの母は知っているようでした。
 ラストの出入りのシーンは、ほとんど歌舞伎の様式美で、原色が大胆に用いられています。それもそのはず、撮影は高村倉太郎です。
 この頃の高橋英樹は本当にかっこいいですね。
 他に、小高雄二や高品格など。この人たちも懐かしい脇役です。

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