Koji Murataの映画メモ

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 岡山経由で直島に向かう途次にDVDを一本。
 大林宣彦監督『時をかける少女』(角川、1983年)。尾道三部作の一つ。
 高校1年最後のスキー旅行を終えて、和子(原田知世)らは2年生に進級した。
 土曜日の放課後に理科の実験室の掃除をしている時、和子はラベンダーの香りのする不思議な煙をすって倒れてしまう。幼馴染の五朗(尾身としのり)と深町(高柳良一)が、和子を助ける。
 それ以来、和子の時間の感覚がおかしくなる。同じ日を二度経験し、地震や火事があることを予見してしまうのだ。
 実は、深町は未来から来た人間で、薬学に必要なラベンダーを採集していたのだ。和子と深町の間には恋愛感情が芽生えている。しかし、真実を告げた上は、深町は未来に戻らなければならなかった。しかも、和子たちの中にある自分の記憶をすべて消して。
 その後、和子は大学院にまで進学し、薬学の研究に没頭するのだった。
 最初のスキーのシーンで、すでに深町が未来から来た人間であることが仄めかされています。
 他に、岸部一徳や根岸季衣、それに入江たか子と上原謙が特別出演。入江と上原こそ「時をかける」存在という気がします。
 尾道の町並みが美しい、懐かしい80年代のジュナベルでした。
 色々なご事情があると思いますが、もちろん皆さんにはこのブログを見ない、投稿しないという選択があるわけですから、私としてはブログの公開性を重視したいと思っています。それほど理不尽で思慮に欠けた要請ではないと思います。
 
 京都文化博物館で五所平之助監督『蛍光』(松竹、1958年)。原作は織田作之助、脚本は八住利雄、撮影は宮島義勇。これでおもしろくないはずがないという顔ぶれ。
 幕末、伏見の寺田屋が舞台。女将のお登勢(淡島千影)が気丈に宿屋を切り盛りしている。亭主(伴淳三郎)は浄瑠璃道楽で、京に愛人を囲っている。水のみ百姓出身のお登勢は姑(三好栄子)や亭主の妹にいじめられながら、血のつながっていない養女のお良(若尾文子)を育ててきた。
 寺田屋には薩摩の浪士らが出入りしている。やがて、土佐の坂本竜馬(森美樹)も逗留することに。日本の未来を語る竜馬に、お登勢もお良も惹かれていく。ある夜、役人たちが竜馬を捕縛しようと寺田屋に乗り込む。お良が必死になって竜馬をかばう姿に、お登勢は二人が一緒になることを認めるのだった。
 前半は寺田屋の人間関係中心で、後半は竜馬が軸になる。竜馬を演じる森は美男だが、役者としては大根。そのため、後半の盛り上がりに欠ける。前半で寝たきりの姑を演じた三好は、さすがの貫禄。
 他に、沢村貞子や三井弘二次、三島雅夫ら、芸達者が脇を固めている。
 寺田屋には時々蛍が飛んでくる。これがタイトルの謂れ。

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