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夕刻、京都駅ビルシネマへ。
島耕二監督『滝の白糸』(大映、1956年)。原作はもちろん和泉鏡花で、6回映画化されている。
私は以前、溝口監督版(1933年)のサイレントを観ていますが、本作が今のところ最後の映画化です。
水芸の女役者(若尾文子)が貧しい学生(菅原謙二)と出会い、男の学費を捻出する。やがて男は大学を卒業して検事になるが、女は肉体関係を迫る成金(見明凡太郎)を殺してしまい、愛する男と法廷で対面することになる。鏡花の郷里・金沢を中心に北陸や北海道が舞台になっています。
他に、沢村貞子や滝花久子(富山弁がうまい)、光岡龍三郎ら。若原一郎も晴れやかな歌声を披露しています。
この作品では、ヒロインは正当防衛が認められ、ハッピーエンドとなります(原作では自殺)。
明治の裁判の様子は参考になります。
若尾と菅原、本当に美男美女のカップルです。
明治の雰囲気を再現した美術も、大したものでした。
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