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京都駅前シネマで、井上梅次監督『閉店時間』(1962年、大映)。原作は有吉佐和子。
東京の丸高デパートで、高校時代の同級生3人が働いている。
一人(若尾文子)は呉服売り場勤務で、男勝りの働き者だ。ボランティアで朗読に励んでおり、指導に当たる声優(大木実)に恋しているが、相手には体の不自由な妻がある。職場では新卒の男子社員(川口浩)と喧嘩ばかりしていたが、やがてお互いを認め合うようになり、恋仲に。
もう一人(野添ひとみ)は、地下の食料品売り場で働く庶民派だ。こちらも上司の妨害を乗り越えて、出入りの業者(竹村洋介)とゴールイン。
最後の一人(江上杏子)はエレベーターガールで、男出入りが激しい。社内の宣伝部員(川崎敬三)と肉体関係をもつが、相手には妻子があり結ばれない。ついには、デパートを辞めて夜の世界に活路を見出す。
三者三様の女の恋と人生――今日も6時の閉店時間がやってきた。
デパ地下出入り業者の月給は1万8千円、タクシーの初乗りが70円で、コロッケは一個7円とか。
高度経済成長に突入する直前の都会生活がよくわかります。
他に、汐万太郎ら。
協力は高島屋でした。
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