Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 今夜は自宅でビデオ。
 ロベルト・ロッセリーニ監督『ストロンボリ』(1949年、イタリア)。
 第二次世界大戦後、ローマの難民キャンプで暮らすカリン(イングリッド・バーグマン)は、アルゼンチンへの移民の夢が果たせず、捕虜だったアントニオ(マリオ・ヴィンターレ)に強く求婚されて、結婚した。
 二人はアントニオの郷里ストロンボリ島に向かう。しかし、そこは活火山の島で、生活は厳しく住民は排他的だった。しかも、夫は妻を強く愛しているものの、野蛮で嫉妬深かった。しかも、夫婦は貧しい。
 カリンは何度も島を出ようとするが、果たせない。やがて、彼女は妊娠する。その直後に火山が噴火した。再び島を出ようと迫る妻を、夫は家に閉じ込めてしまう。カリンは脱出を図って火山を登るが、自らの運命を悟るのだった。
 バーグマンがイタリア語を話しています。
 この映画が縁で、ロッセリーニとバーグマンは結婚します。
 アイルランドのアラン島を思い出しましたが、島そのものが逃れられない人生といった感があります。
 この作品では女性が逃避を図るわけですが、イタリア版『砂の女』でしょうか。
 駅前シネマでもう一本。
 島耕ニ監督『細雪』(大映、1959年)。谷崎潤一郎原作の、これまたお馴染みの話だが、時代設定を戦後に移している。戦後の神戸の風景が懐かしい。脚本は八住利雄。
 蒔岡の四姉妹には、轟夕起子、京マチ子、山本富士子、叶順子。カラーが彼女たちとその着物を、美しく映しだしています。轟は旧作では次女を演じていました。
 他に男優陣は、川崎敬三、根上淳、菅原謙二、山茶花究らだが、こちらは少し線が細い。
 全体として、島監督らしく安心できる仕上がりです。
 
 最近、新しい方々にもコメントを寄せていただいているようで、ありがとうございます。
 残暑がまだまだ厳しいですが、皆さんどうぞご自愛下さい。
 
 またまた京都駅前シネマで、衣笠貞之助監督『婦系図 湯島の白梅』(大映、1955年)。
 お馴染み泉鏡花原作で、お蔦(山本富士子)と主税(鶴田浩二)の悲恋の物語。雷蔵主演のものを以前観たことがあるが、この山本=鶴田版のほうが悲恋により焦点をあてている。真砂町の先生を演じた森雅之が風格堂々。他に、杉村春子や沢村貞子、加東大介ら。
 衣笠監督らしく、新派の感じがよくでています。
 花街のお座敷ではなく、学士会館が何度も重要な舞台として登場します。

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