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9.11から9年経ちました。
さて、夕刻、駅前シネマに。
エリック・ロメール監督『獅子座』(1962年、フランス)。
売れない音楽家のピエール(ジェス・ハーン)は、叔母の莫大な遺産を相続することになる。早速、仲間を集めて大騒ぎだ。8月に40歳の誕生日を迎える直前のことだった。彼の星座が獅子座である。
ところが、もう一人の従兄弟が財産を独占することになる。ピエールはアパートを追われ、ホテルを転転とする。友人たちから金を借りようにも、みな夏のバカンスに出てしまっている。
ついに、ピエールはルンペン生活を送るようになる。その頃、件の従兄弟が交通事故死し、遺産はすべてピエールのものに。しかし、何も知らないピエールの惨めな生活は続く。8月22日の夜、たまたま友人が彼を発見、ピエールは獅子座の強運を喜ぶのだった。
だんだん恥も外聞もなくしていく主人公の姿が哀れです。そこにヴァイオリンの切ない演奏が重なります。
パリの町並みを十分堪能できるのも魅力です。
ロメールの監督第一作とか。
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