Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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1月1日 邦画2

 母が寝入ってから、もう一本ビデオを。
 大島渚監督『少年』(創造社、ATG、1969年)。
 父(渡辺文雄)と母(小山明子)は少年(阿部哲夫)とチビ(木下剛志)を連れて、高知で「当り屋」をやっている。車にわざと接触して人身事故にみせかけ、示談金を巻き上げるのだ。父は従軍して左肩を撃たれ、糖尿病も患っており、働く気はまったくない。当初は母だけが「当り屋」をやっていたが、やがて少年もやらされるようになる。
 一家は四国から尾道などを経て福井に向かう。母が妊娠し、旧知の産婦人科で堕胎するためだ。だが、母は堕胎しなかった(父には秘密)。少年は何度か逃げ出そうとするるが、結局は親のもとに戻るしかない。チビに宇宙人の話をするのが、精精の楽しみだ。
 一家はさらに北海道へ。ここでは事故を起こして、逆に車の運転手と同乗の少女を死なせてしまう。その後、一家は大阪に移り文化住宅暮らしを始めるが、やがて両親は警察に逮捕されてしまう。
 ナレーションに戸浦六宏と小松方正(ともに故人ですね)。
 実話に基づくロードムービー。
 少年とチビも、実際に孤児院出身との由。少年はなかなかの演技です。チビはほぼ私と同世代です。当時の風物は懐かしい。
 この時期の大島監督は犯罪や社会の底辺に強い関心をもっていたようですね。

1月1日 邦画1

 皆さん、あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いします。
 さて、今年第一本目。
 母と実家でビデオ。
 渋谷実監督『てんやわんや』(松竹、1950年)。
 原作は獅子文六、音楽は伊福部昭。
 出版会社に勤務する「ドッグ」こと犬丸(佐野周二)が、病気療養を終えて出勤してみると、労働争議の真っ最中。東京生活に倦んだ犬丸は郷里の北海道に帰ろうとするが、恩義のある鬼塚社長(志村喬)に頼まれて、秘密書類をもって社長の郷里・四国の相生町に向かう。
 犬丸は社長旧知の相生長者(三島雅夫)のもとに逗留するが、「求心運動」と称して四国325万人の独立運動を展開する和尚(薄田研二)や町会議員(藤原釜足)や町役場の役人(三井弘次)ら奇妙な連中に言い寄られる。彼らに連れ出された田舎では、犬丸はあやめ(桂木洋子)という美女に恋する。
 やがて、東京から社長が愛人の兵子(淡島千影)をつれてやって来る。兵子は犬丸を口説くが、彼は拒絶する。だが、あやめには実は許婚がいた。しかも、社長に託された秘密書類の中身は、セミヌード写真や春画だった。田舎暮らしにも倦んだ犬丸は、再び東京に戻ることにする。
 宇和島が舞台で、当時の四国の風俗を堪能できる。都会と田舎の対比がモチーフ。
 淡島の映画デビュー作とか。
 桂木は御巣鷹山事件で亡くなった歌手の坂本九の夫人とか。これは母の話です。やはり、昔の人は昔のことをよく知っています(これは母の記憶ちがいでした。坂本夫人は柏木由紀子です)。
 往年の漫才コンビ「てんやわんや」の芸名は、この映画に因んでいるそうです。

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