Koji Murataの映画メモ

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 今日は自宅でビデオ。
 ベルナルド・ベルトルッチ監督・脚本『1900年』(イタリア、フランス、西ドイツ、1976年)。5時間を越える大作で、二部構成になっている。
 1900年、イタリアの農園で二人の男の子が生まれる。一人は地主(バート・ランカスター)の孫アルフレードで、もう一人は小作人頭(スターリング・ヘイドン)の孫オルモだ。二人は喧嘩友達として育つが、身分も住んでいる世界も異なる。アルフレードの祖父は老いを苦にして自殺し、オルモの祖父は労働争議の最中に死ぬ。
 アルフレード(ロバート・デニーロ)とオルモ(ジェラール・ドパルデュー)は第一次世界大戦に従軍して、郷里に戻ってくる。前者は社交に溺れ、後者は社会主義に傾斜する。アルフレードは父の遺産を引き継ぎ、アダ(ドミニク・サンダ)という美女と結婚する。だが、父の代からの農園管理者だったアッチラ(ドナルド・サザーランド)の横暴をとめることができない。彼はファシストである。
 アッチラに反発するオルモは、同じ思いのアニタという女性と結ばれるが、彼女は出産直後に亡くなる。アッチラを抑制できない夫にアダは失望し、オルモに惹かれていく。やがて、彼女は失踪し、オルモも姿を消す。
 第二次世界大戦が終わり、アッチラたちは農民たちに殺される。アルフレードも地主として捕らわれの身となる。そこにレジスタンスの英雄となったオルモが戻り、幼馴染を人民裁判にかかることになるのだった。
 自殺した地主に小作人頭が「働かずに、考える時間がありすぎた」と語りかけるのが印象的。ランカスターの出演もあって、ヴィスコンティの『山猫』とイメージが重なる。ランカスターとヘイドン、デニーロとドパルデューがいいコンビをなしている。サザーランドの敵役も強烈。こちらはパゾリーニの『ソドムの市』を連想させる。
 壮大な歴史物だが、とにかく長い。だが、『旅芸人の記録』のような複雑さはない。
  
 

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