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今夜は久しぶりにアイルランドもの。
ニール・ジョーダン製作、ジョン・フォーリー監督『ダブリン上等!』(アイルランド、イギリス、2005年)。原題は"Intermission"
レイフ(コリン・ファレル)はダブリンの町のチンピラ。乱暴な刑事ジェリー(コルム・ミーニィ)に目をつけられている。ジェリーはドキュメンタリー・テレビに出演できそうだったのが実現せず、機嫌が悪い。
ジョン(キリアン・マーフィー)は恋人のデイドラと冷却期間を置いたところ、中年男と浮気されてやけになっている。デイドラの妹は「バート・レイノルズのような」無精髭をはやし、男性嫌悪に陥っている。この他に、クビになったバスの運転手やもてない男、欲求不満の中年女など、どうしようもない冴えない群像の物語。
レイフとジョンたちは、覆面でデイドラと中年男のアパートに強盗に入るが、そこから意外な結末に。
冒頭からショッキングで、全編下品な言葉が氾濫している。それでも、どこか憎めない暖かい作品に仕上がっています。
暴力的なジェリー刑事が、実はケルト音楽の愛好家というのは、いかにもアイルランド的。
要所要所で、車に投石する少年が登場するが、これはすごい。
こうして見てみると、ダブリンはやはり大きな田舎といった感じです。
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