Koji Murataの映画メモ

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 大阪の東宝試写会へ。
 波多野貴文監督『SP 野望編』(2010年)。10月末公開予定の作品です。
 テレビでヒットしたシリーズの映画化。
 警視庁警備部で要人警備に当たるSPたちの物語。鋭い予知能力をもつ井上(岡田准一)を、上司の尾形(堤真一)は高く評価している。しかし、尾形は東大法学部時代の仲間たちと、国家改造のための「革命」を決意している。その背後には、与党幹事長・伊達(香川照之)の影が。
 そんなある日、深夜に北朝鮮のミサイルの情報が飛び込み、官房長官が官邸に向かう。井上や仲間たち(真木よう子ら)4人が長官を護衛するが、次々にテロリストの襲撃に遭う。
 冒頭から壮絶な追跡劇。スティーブ・マックイーンの『ブリッド』を思い出しました。
 日本映画もハリウッドのようになってきたと思ったら、仕上げの段階でハリウッドの特撮専門家たちの協力があったとか。なるほど。
 岡田と堤の愛憎半ばする対立が軸になっています。岡田はなかなか不敵な面構えを見せてくれます。
 後半の筋書きにはリアリティを欠きますが、その分アクションとしては惹きつけられます。
 さらに続編も用意されているとか。
 首相役に山本圭。懐かしい。かつて佐藤淳彌監督の『新幹線大爆破』などでは、犯人側の青年だったのに、すっかり貫禄です。この人、昔は左翼がよく似合ったのです。
 さらに、元「格さん」の横内正の顔も。

 自宅に戻るまでにDVDをもう一本。なんという執念!
 キャス・ワーナー・スペリング監督"The Brothers Waner"(2008年、アメリカ)。
 アメリカの映画会社ワーナー・ブラザーズを創設した4兄弟をめぐるドキュメンタリー映画です。
 ハリー、アルバート、サム、それにジャックの4人は、もともとはワンスコラサーという名のユダヤ人移民の子供でした。彼らは協力して映画会社を設立し、困難を乗り越えて大きくしていきます。しかし、その間にサムは病死し、長兄のハリーと末弟のジャックの対立が深まっていきます。
 多くの関係者がインタビューに答えており、その中には最近亡くなったデニス・ホッパーも含まれています。
 また、ワーナー・ブラザーズが製作した多くの名画のダイジェスト・シーンを観ることもできます。
 「アメリカでは、ユダヤ人が映画を作り、カトリックがそれを検閲して、プロテスタントが観客として楽しむ」と、ある映画史家が語っています。アメリカ映画史のいい勉強になりました。
 因みに、監督は長兄ハリーの孫に当たります。

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