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皆さん、『残菊〜』や『野菊〜』『カルメン〜』など、日本の名作をたくさんご覧ですね。すばらしい!
さて、今夜は自宅でDVD。
ジーン・ネグレスコ監督『ジョニー・ベリンダ』(1948年、アメリカ)。
カナダの海岸沿いにある寒村が舞台。聾唖の娘ベリンダ(ジェーン・ワイマン)は父ブラックと叔母アギー(アグネス・ムーアヘッド)と、貧しく静かに暮らしている。町に最近やって来た医者のリチャードソン(ルー・エイヤース)はベリンダに手話を教える。
だが、乱暴な漁師のロッキーが、ベリンダをレイプする。ベリンダは父親のわからない男の子を産み、ジョニーと名づけた。ブラックはロッキーが娘をレイプしたことを知り、ロッキーに殺されてしまう。その上、リチャードソン医師がベリンダに乱暴して子どもを産ませたという噂を、ロッキーが広げる。当のロッキーは金持ちの娘ステラと財産目当てで結婚した。リチャードソンは町にいられなくなり、トロントに去る。
さらに、ロッキー夫妻はベリンダから親権を奪い、赤ん坊を自分たちのものにしようとする。赤ん坊を守るため、ベリンダはロッキーを銃で撃ち、死なせてしまう。殺人罪に問われるベリンダ。だが、ステラが真相を告白したため、ベリンダに無罪の判決が下るのだった。
主演のワイマンは当然、一言もしゃべりません。いかにも無垢な女性を演じ、これでアカデミー主演女優賞を獲得しています。この頃はレーガンの妻でしたが、この直後に離婚しています。
陰気な叔母アギーを演じたムーアヘッドは、60年代のテレビドラマ『奥様は魔女』のエンドラです。
この映画でも、田舎の「世間」の恐ろしさが描かれています。
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