Koji Murataの映画メモ

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 続いて、衣笠貞之助監督『川中島合戦』(1941年、東宝)。
 上杉謙信(市川猿之助、のちの猿翁)と武田信玄(大河内伝次郎)の知将ぶりが、謙信サイドから描かれている。ただし、行軍中の荷駄隊が中心になっており、心優しい小者の百蔵(長谷川一夫)と旅芸人(山田五十鈴)との出会いとほのかな恋愛が重要なサイドストーリーです。
 他に、入江たか子や月形龍之介ら。
 最後の戦闘シーンはスケールが大きい。
 戦時下らしく、武士の忠節が強調されていますが、戦争の悲惨もひしひしと伝わってきます。
 猿之助(当代の祖父)は、さすがに貫禄です。

 京都映画祭の最終日。祇園会館で2本。
 石田民三監督『花ちりぬ』(1938年、東宝)。
 以前、京都文化博物館で見逃した作品です。
 幕末の祇園。あるお茶屋が舞台。お茶屋の娘・あきら(花井蘭子)は舞妓で、長州の志士に恋しており、花街を出たいと思っている。もちろん、母である女将は反対だ。だが、その女将は新撰組に連れ去られてしまう。
 蛤御門の変が迫る中で、江戸から流れてきた芸者と客を奪い合う芸妓、舞妓どうしの嫉妬と対立など、花街の人間関係が周密に描かれている。それもそのはず、舞台はお茶屋の中だけで、女性しか登場しない。男は声だけ。
 しかし、外界と無関係のような花街が動乱に飲み込まれていく。
 女の妬みや喧嘩、いじめはすごいですね。これがリアルに描かれています。

 出先でスチュアート・ラフィル監督『フィラデルフィア・エクスペリメント』(1984年、アメリカ)。
 1943年、米海軍はロングストーリー博士の下で、戦艦をステルス化する実験をフィラデルフィアでおこなっていた。ところが、実験中に戦艦『エルドリッジ』がワープして消えてしまう。乗組員だった水兵のデーヴィッド(マイケル・パレ)とジムだけが1984年のネバダに運びこまれてしまう。
 二人は偶然であったアリソン(ナンシー・アレン)という女性の協力をえて、郷里のカリフォルニアまで戻ろうとする。しかし、大量の電磁波を浴びたジムはまた過去に戻ってしまった。しかも、1984年のネバダではロングストーリー博士が同じ実験をおこなって、一つの町がまるごと消えてしまった。
 電磁波の穴をふさがなければ、地球全体が滅びるかもしれない。博士の依頼を受けて、デーヴィッドは電磁波の穴に漂流する『エルドリッジ』の電源を切断しに向かうのだった。
 よくあるSFものです。ただ、『バック・ツゥー・ザ・フューチャー』とは逆に、過去から未来への移動です。主人公はレーガン大統領の記者会見の様子をテレビで見て、「この俳優は知っている。これは映画か?」と尋ねます。
 

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