Koji Murataの映画メモ

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 自宅でDVD。
 ハル・アシュビー監督『さらば冬のカモメ』(アメリカ、1973年)。
 ノーフォークの海軍基地。募金箱からわずか40ドルを盗もうとした罪状で、18歳の水兵メドウズ(ランディ・クェイド)は8年の懲役刑に服する羽目になった。古参の下士官バダスキー(ジャック・ニコルソン)と黒人のマルホール(オーティス・ヤング)が、彼をポーツマスの海軍刑務所まで護送することに。
 メドウズは盗癖こそあるものの、気の弱い真面目な若者だ。やがて、バダスキーとマルホールは彼に好意を抱き、酒を飲ませたり、郷里に立ち寄ったり、さらには、売春婦を抱かせて童貞を卒業させたりと、道中でせめてもの思い出作りをしようとする。
 いよいよ刑務所に到着の直前、メドウズは逃亡を図る。だが、二人に取り押さえられてしまう。逆に、二人は囚人に怪我をさせたことを咎められるのだった。
 途中で、一行は日蓮宗の信者たちに出会う。その中の女性がメドウズに逃亡を勧めるのだった。
 メドウズは「ナンミョーホーレンゲキョー」と意味もわからずに繰り返す。
 原題は"The Last Detail"で、最後の任務という意味。邦題は洒落てますね。
 例によって、ニコルソンが印象的な演技を披露しています。
 ベトナム戦争末期のアメリカ社会の空気が透けて見える作品でした。

10月24日 邦画97

 今夜は自宅でビデオ。
 澤井信一郎監督『わが愛の譜 滝廉太郎物語』(1993年、東映)。
 東京音楽学校で学ぶ滝廉太郎(風間トオル)はピアニストを志す。親友の鈴木(天宮良)や才媛の中野ユキ(鷲尾いさ子)たちに支えられ励まされえるが、滝は生来の病弱で、父(加藤剛)の郷里・大分県竹田に戻ることになった。そこでは芙美(藤谷美紀)という女中が、廉太郎に恋心を抱きながら、甲斐甲斐しく介抱してくれた。
 やがて、廉太郎は復学する。だが、鈴木は家庭の事情で退学を余儀なくされ、芙美は東北に妾奉公に出されてしまう。そして、ユキはドイツ留学に。一年遅れて、彼もライプツィッヒへ留学することに。廉太郎とユキはドイツ音楽の水準に圧倒されるが、彼は挫けそうになる彼女を支える。
 しかし、過酷な勉学のため、廉太郎は結核を再発させ帰国することに。再び大分に戻った彼は、ユキに未完成のピアノ曲を残して、23歳10ヶ月で他界する。
 他に、檀ふみや藤村志保ら。
 映画としては格段の魅力はありませんが、「四季」や「荒城の月」が美しく演奏され、ベートーベンやショパンを堪能できます。
 「自己憐憫と苦悩はちがう」と檀ふみ演じる幸田延(幸田露伴の妹で、音楽での第一回の国費留学生)が言う。
 外国の軍楽隊に刺激されて、軍部が音楽の留学を奨励しはじめたという話が出てきます。音楽も国策だったのです。
 風間が繊細な滝廉太郎を一生懸命演じています。
 天宮良って、今どうしているのでしょうか?

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