Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 急に寒くなってきましたので、皆さんお風邪など召しませんように。
 私は明日から札幌なので、少し不安です。
 さて、今夜は「お寺deシネマ」という企画で、東本願寺の総会所で映画を鑑賞。
 ニコラウス・ゲイハルター監督『いのちの食べかた』(オーストリア・ドイツ、2005年)。
 鶏や豚、牛が大量に飼育され、大量に屠殺されていく。ただ、それだけ。
 作業員たちの会話が雑音のように入るものの、基本的には意味のある会話はない。
 途中で、作業員たちがさほど豊かとはいえない食事をするシーンが、何箇所か挿入されている。
 流れ作業をこなし集団で移動する人間が家畜の群れのようにも見え、追い立てられ皮を剥がれる家畜たちが人間のようでもある。
 淡々としたドキュメンタリーだが、最後に牛を殺すシーンは迫力がある。
 和歌山県のイルカ漁を問題にした『ザ・コーヴ』も、ドキュメンタリーを称するのなら、こういう撮り方もあったろうに。
 昔聞いた詩を思い出した。
 「人殺さねば生を得ず、寺巡らねば罪消えず 人殺しつつ寺巡る」

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