Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 おかげさまで風邪は治ったのですが、今度は口唇ヘルペスに悩んでいます。過労でしょうね。
 新山口に向かう新幹線で、DVDを一本。
 アルフレッド・ヒッチコック監督『バルカン超特急』(1938年、アメリカ)。
 ヨーロッパの架空の軍事独裁国家バンドリカが舞台。
 ここの雪山から帰る一行が列車に乗り込む。結婚を間近に控えたイギリス人女性アイリス(マーガレット・ロックウッド)は頭を怪我し、ミス・フロイ(メイ・ウイッティ)という老婦人に親切にしてもらう。ところが、仮眠から醒めるとミス・フロイはいない。同乗者に聞いても皆、そんな女性はいなかったという。医者のハーツ博士(ポール・ルーカス)は、頭の打撲による幻想だと診断する。イギリス人のギルバート(マイケル・レッドウッド)だけが、アイリスと一緒に老婦人を捜してくれる。
 二人はミス・フロイが実在する証拠を一つづつ確認していく。実は、ミス・フロイはバンドリカに送り込まれていたイギリス外務省のスパイで、そのことが発覚して車内で誘拐されたのだった。ハーツ博士こそは、バンドリカの追っ手の首領だった。
 列車がバンドリカを出る国境の直前で、二人はミス・フロイを救出するが、ハーツやバンドリカの秘密警察と銃撃戦を戦い、何とか脱出した。ロンドンで二人はお互いの愛を確認するのだった。
 さすがヒッチコック、中々の迫力とスリルです。
 不倫をしている野心家の弁護士が、実は平和主義者で、バンドリカに降伏しようとして殺されてしまいます。ナチスへの抵抗の必要を訴える政治的メッセージです。

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