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京都みなみ会館でヴィスコンティ特集です。
ルキノ・ヴィスコンティ監督『若者のすべて』(1960年、フランス、イタリア)。
若いロッコ(アラン・ドロン)らバロンディ兄弟は母に連れられて、イタリア南部の田舎からミラノに出てきた。長男がいるからだ。ところが、母が長男の婚約相手の一家と大喧嘩してしまう。
バロンディ一家は、ミラノでなかなか仕事をみつかれれない。次兄のシモーネ(レナーと・サルヴァトーリ)はボクシングに才能を発揮するが、売春婦ナディア(アニー・ジラルド)に溺れて身を持ち崩し、試合にも負けてしまう。
優しいロッコは真面目に働くが、兵役となり、そこでナディアと出会う。二人は真剣な恋に落ちるが、兄シモーネはそれを許さない。ロッコがボクシングで成功したことに反発し、シモーネはますます自堕落になり、ついにはナディアを殺してしまう。
こうしてバロンディ一家は望郷の念にかられながら、ばらばらになってしまうのだった。
ニーノ・ロータの音楽が切ない。
優しすぎる弟が次兄をますますダメにしていく。
白黒映像が、一家の貧しさを見事に描き出しています。
この頃のアラン・ドロンは本当に美形です。
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