Koji Murataの映画メモ

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 飛騨高山へ向かう者中でDVD(仕事です、念のため)。
 ベルナルド・ベルトリッチ監督『シェルタリング・スカイ』(1990年、アメリカ)。
 1947年の北アフリカ、タンジール。
 作曲家のボート(ジョン・マルコヴィッチ)と作家のキット(デブラ・ウィンガー)は、活力を失った夫婦だ。旅先で知り合った若いタナーが同行しており、彼はキットに関心を抱いている。
 彼らはアフリカ各地を転々とするが、やがてキットとタナーは一夜限りの関係をもつ。タナーと別れて、夫婦は旅を続けるが、ボートが伝染病に感染して亡くなる。キットは茫然自失のままアラブの商隊に加わり、アラブ人男性とも関係をもつ。
 キットはようやくタンジールに戻るが、もはや現実社会への関心を喪失しているのだった。
 冒頭でtourとtravelはちがうと、キットが言う。前者は帰ることが前提になっており、後者はそうではない。タナーはtour,夫婦はtravelというわけだ。
 最後のナレーション。「人は自分の死を予測できない。満月を見る機会はあと20回しかないかもしれない」。
 やはり、人生は旅だと感じさせる作品でした。
 砂漠の映像が美しい。アカデミー撮影賞受賞だけのことはあります。
 音楽は坂本龍一。

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