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京都シネマで、松井久子製作・監督・脚本『レオニー』(2010年)。
天才彫刻家イサム・ノグチの母の物語。
レオニー(エミリー・モーティマー)は進歩的で独立心に富む女性だ。そんな彼女が日本人の詩人野口米次郎(中村獅童)の編集を手伝うことに。やがて、二人は愛し合う。
だが、日露戦争の勃発で、米次郎はレオニーを残して帰国する。その時、レオニーは妊娠していた。無事に男の子を出産した彼女は、子供を連れて日本に渡る。しかし、米次郎はレオニーを妾扱いするのだった。やがて、レオニーは父親のわからない子供を妊娠した。
日本が第一次世界大戦に参戦したことから、レオニーは息子のイサムを一人でアメリカに帰す。イサムハ苦労して成長し、母と妹とアメリカで再開を果たす。レオニーは息子の芸術家としての才能を確信し、イサムに芸術への道を強く勧めるのだった。
他に竹下景子や原田美枝子、中村雅俊、柏原崇ら。
獅童の演技は過剰と平板の間を往復するが、モーテマーは大したもの。
自立を願いながら夫と息子に人生を捧げた女性の物語です。
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