Koji Murataの映画メモ

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 イスタンブールに向かう機内で一本。
 スコット・クーパー監督・脚本・製作『クレイジー・ハート』(アメリカ、2009年)。
 バッド・ブレイク(ジェフ・ブリッジス)は、カントリー・ウェスタンの往年のスターだが、今ではアルコール依存症で、地方巡業で生計を立てている。そんな彼に、子持ちの女性レポーターのジーン(マギー・ギレンホール)がインタビューする。やがて、二人は惹かれあうように。
 しかし、バッドの酒癖は治らず、交通事故を起こし、挙句には、ジーンの4歳になる男の子を迷子にしてしまう。ついに、ジーンもバッドのもとを去っていく。バッドは禁酒に成功し彼女を訪ねるが、拒絶される。
 さらに1年半後、二人は再会するのだが。
 バッドの元弟子でいまやスター歌手のトミーに、コリン・ファレル、バッドを暖かく見守る旧友にロバート・デュバル。
 ミッキー・ロークの『レスラー』を想起させる。
 何といっても、ブリッジスが渋い。歌もなかなかのもの。アカデミー主演男優賞受賞です。
 人は何か一つを得ると、一つを失う。不如意が人生の基本だ。
 カントリー・ウェスタンですから、日本なら往年の演歌歌手の物語といったところでしょう。

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