Koji Murataの映画メモ

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 東京に向かう新幹線でDVD。
 エリア・カザン監督『革命児サパタ』(アメリカ、1952年)。 
 1909年のメキシコ。農民のサパタ(マーロン・ブランド)は、仲間を率いてディアス大統領の独裁に反旗を翻した。アメリカ亡命中のマデロも、これに呼応する。
 やがて、ディアスは亡命し、マデロが大統領になる。だが、マデロの立憲主義的で漸進主義的な改革に、農民の利害を代表する急進的なサパタは納得がいかない。マデロは守旧派のウエルタ将軍の巻き返して殺されるが、サパタはウエルタをも打倒する。
 サパタはいったんは大統領に擬せられたが、妻のホセファ(ジーン・ピーターズ)とともに隠棲する。サパタの兄(アンソニー・クイン)は私欲を捨て切れずに、殺される。さらに、サパタにも陰謀が仕掛けられ、暗殺されてしまう。だが、彼はいつまでも民衆の英雄として記憶されるのだった。
 チェ・ゲバラの先駆的存在ですね。
 「死んで永遠の敵になる存在もある」と旧軍の指導者が言う。
 ブランドはすでに『ゴッドファーザー』に通じる風格を示しています。
 のちに仲間を裏切るカザン監督ですが、「赤狩り」のさなかに、よくこんな映画を作れたものです。
 脚本はなんとジョン・スタインベック。
 サパタに革命をたきつけながら裏切る冷酷な参謀役にジョセフ・ワイズマン。007第一作でドクター・ノーを演じた怪優です。

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