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東京に向かう新幹線でDVD。
東陽一監督『サード』(1978年)。脚本は寺山修司。
関東朝日少年院。「サード」と呼ばれる少年(永島敏行)は、高校野球で三塁を守っていた。母(島倉千代子)と二人きりの単調な家庭、学校、町に退屈して、彼は女子高生たち(森下愛子)と売春を組織し、金を貯めようとする。しかし、ヤクザの客(根岸徹)とのトラブルで、この客を殺してしまう。
少年院で、「サード」はエネルギーをもてあましながらいらつき、人生の意味を自問する。他にも、短歌をよく読む少年や、紙飛行機の作成に夢中になる少年など、少年院の青春群像が描かれている。
他に、内藤武敏など。
オナニーに関する少年の短歌。「ちり紙は 悲しからずや 若き日の 夢を包んで 捨てられるのみ」
これも寺山の作でしょうか?
グラウンドを走り続ける「サード」の姿に、人生は持久走かというメッセージが重なる。
永島も森下も若いこと。
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