Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 皆さん、メリークリスマス!
 久しぶりに京都シネマに。
 ウニー・ルコント監督『冬の小鳥』(2009年、韓国・フランス)。
 1975年の韓国。9歳になるジニ(キム・セロン)は父に連れられて、カトリックの孤児院に預けられる。父は戻ってこない。「父よ、父よ、なぜ私を見捨てられたのか?」というキリストの叫びが、ジニの心に響く。
 最初は孤独だったジニも、スッキ(パク・ドヨン)という年上の親友ができた。だが、彼女も約束を破って、一人アメリカ人夫妻に引き取られてしまう。
 ジニとスッキは傷ついた小鳥を庭で発見し、小鳥が死ぬと庭に埋葬した。今や、ジニが小鳥の心境である。彼女は庭に穴を掘って、自らの身体をそこに沈めてみる。キリストが復活したように、ジニも力強く生きる決意をして、フランスに里子になるのだった。
 飾りのない、純粋な作品です。
 ジニの目が寂しく美しい。彼女を捨てた父親の顔は、一度しか画面に登場しません。
 監督自身の子どもの頃の体験を基にしているとか。
 私とほぼ同世代の物語です。
 孤児院の子どもたちが夜、花札で占いをしています。韓国の花札も日本のそれと同じなのですね。知りませんでした。

 プロフィールに似顔絵を使ってみました。いかがでしょう?
 さて、今夜は自宅でDVD。
 ハワード・ホークス監督のスクリューボール・コメディ『赤ちゃん教育』(1938年、アメリカ)。
 デーヴィッド(ケイリー・グラント)は堅物の動物学者で、博物館に勤務している。その博物館に100万ドルの寄付をもらおうと接待ゴルフの最中に、我侭で早とちりの女性スーザン(キャサリン・ヘップバーン)に出会う。それ以来、デーヴィッドはトラブルの連続となる。だが、彼女は彼に一目惚れしてしまう。
 スーザンは兄がブラジルから送ってきた豹のベイビーをコネチカットの叔母の家まで届けるのに、デーヴィッドを巻き込んでしまう。実は、その叔母こそ100万ドルの寄付者だった。この豹をめぐって、二人の男女は一日中大騒ぎになってしまう。
 大スターのヘップバーンやグラントが転んだり歌ったりと、まさに大騒ぎ。
 メガネをかけたドジなデーヴィッドのモデルは、ハロルド・ロイドだったとか。
 シャワーを浴びている最中に衣服をスーザンに持ち去られて、デーヴィッドは女性物のバスグローブを身にまといます。その姿はなんだと老婦人に問われて、「突然ゲイになったんだ」と答えます。30年代の映画で「ゲイ」という言葉が用いられるのは、きわめて異例でしょう。
 

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