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2010年12月24日 | 2010年12月26日
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京都もなみ会館で、カメン・カレフ監督『ソフィアの夜明け』(ブルガリア、2009年)。 ブルガリアの首都ソフィア。 イツォ(フリスト・フリストフ)は麻薬中毒から立ち直ろうとしているアーティストで、今はアルコールに溺れながら木材工場で働いている。弟のゲオルギは厳格なだけの父とその後妻に反発して、ネオナチ集団に入ろうとしていた。 ゲオルギの仲間たちが、路上でトルコ人観光客を襲って大怪我をさせた。通りかかったイツォは彼らを助けようとする。被害者の娘とイツォの間に淡い恋が芽生えるが、トルコ人一家はこれ以上ブルガリア人と関わることを嫌って、ソフィアノ町を去ってしまう。 ソフィアの夜明けに、兄弟は人生の再出発を誓うのだった。 主役のフリストフは、撮影終了直前に事故死したそうです。 トルコ人一家は夕食の間に、中国のチベット弾圧を話題にしていました。 人種差別の被害者が人種差別に陥ってしまいます。 社会主義の大義を失った小国の、やるせない社会の不満が伝わってきます。
似顔絵についてですが、卒業生の一人が最近こういうビジネスをはじめたそうでして。 さて、神戸の実家で母とDVD。 成瀬巳喜男監督『娘・妻・母』(東宝、1960年)。 東京・山の手の坂本一家。 旧家に嫁いだ長女の早苗(原節子)は、夫と死別して実家に戻ってくる。兄弟たちはそれぞれトラブルを抱えており、長男夫婦(森雅之)も次女(草笛光子)も、亡夫の生命保険として早苗がもっている100万円から、借金しようとする。 早苗は年下の黒木(仲代達矢)と出会い心惹かれるが、京都の中年紳士・五条(上原謙)とも見合いすることに。やがて、長男の借金から実家を売り払わなければならなくなり、還暦を家族で祝ったばかりの母(三益愛子)の処遇が問題になる。早苗は黒木への思いを断ち切って、母を連れて五条のもとに再婚する決心を固めるのだが。 他に、宝田明、淡路恵子、杉村春子、加東大介、笠智衆、団令子、小泉博、中北千枝子ら、豪華な顔ぶれ。 女の自立や幸せ、家族の絆が、淡々と問われている。 当時の初任給が1万2900円ですから、100万円は今の1500万円ぐらいでしょうか。 高峰演じる主婦が普通に「ご免あそばせ」という時代です。
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