Koji Murataの映画メモ

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 京都に戻って祇園会館で、木村大作監督『劒岳――点の記』(2009年)。原作は新田次郎。
 明治39年、陸軍陸地測量部(現在の国土地院)は、測量士の柴崎(浅野忠信)に越中劒岳の測量を命じる。前人未到の地である。柴崎は先輩(役所広司)の助言をえて、地元のベテラン長次郎(香川照之)を案内人に、入念な下見を行なう。実は、民間の日本山岳会の小島(仲村トオル)らも劒岳踏破を目指しており、新聞が競争と書き立てる中で、陸軍の上層部は柴崎に一番乗りを厳命していた。
 翌40年、柴崎らは若いノブ(松田龍平)らを仲間に加え、ついに劒岳の山頂に達した。しかし、実は遠い昔に修験者が踏破していたことが明らかになる。陸軍は冷淡になるが、柴崎らは「何をしたかではなく、何のためにしたかが大切だ」と確信するのだった。実際、彼らの努力で日本地図は完成するのだった。
 他に、行者に夏八木勲、柴崎の妻に宮崎あおいら。
 同じ新田原作の『八甲田山』を思い出すところもありますが、陸地測量部と日本山岳会との競争がそれほどシリアスではありません。チーム内の対立や摩擦も、やや皮相的。山岳映画でありながら、山場のない作品になっています。
 ただし、これだけの撮影をおこなったことには感服します。
 香川も渋い。
 因みに、柴崎らが劒岳の山頂に到達したのは7月13日、私の誕生日です。
 六本木ヒルズの東宝シネマで、ロブ・ライナー監督『スタンドバイミー』(アメリカ、1986年)。原作はスティーブン・キングの短編。
 1959年夏、オレゴンの小さな町での物語り。
 中学進学を控えた4人の少年たちがいた。語り手のゴーディー(ウィル・ウィートン)は、アメリカン・フットボールの花形だった兄を事故で亡くしていた。リーダー格のクリス(リバー・フェニックス)は、アル中の父と不良の兄を抱えていた。他に、蛮勇を示すテディと臆病なバーンも一緒だ。遠くの森のはずれに事故死した少年の遺体があると耳にして、少年たちは遺体探索の旅に出る。
 彼らは夢や不安を語り、冒険やゲームに興じる。だが、町の不良エース(キーファー・サザーランド、若い!)らも遺体発見に向かっていた。
 成人したゴーディー(リチャード・ドレフィス)は作家になっている。ある新聞の事件記事を目にしたことから、彼は懐かしい友人たちとの一夏の冒険を思い出すのだった。
 誰しも、子供の頃に冒険を経験し、もう会わなくなった幼馴染を思い出すことがあるでしょう。
 クリスがテディについて、あいつは20歳まで生きてはいないだろう、と予言します。そのクリスを演じたフェニックスが23歳で急逝したことは、実に残念です。因みに、フェニックスの出身もオレゴンでした。
 主題歌がまたいいですね。

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