|
今夜は自宅でDVD。
アンディー・ウォーホール製作、ポール・モリセイ監督『Flesh』(1968年、アメリカ)。
主人公のジョニー(ジョー・ダレッサンドロ)はゲイの美青年だが、レズビアンの女性と結婚しており、赤ん坊もいる。ジョニーは怠惰な生活を送りながらも、妻の愛人女性の中絶費用を捻出するため、街に体を売りに出る。何人かの男性客から金を稼ぎ帰宅してみると、妻は彼女とベッドで戯れている。二人を横目に見ながら、ジョニーもベッドでまどろみはじめるのだった。
やがて始まる1970年代を予兆するような反体制的な物語。これを素人的でドキュメンタリー風のカメラが追う。
主役のダレッサンドロはウォーホールに見出されてモデルになり、その後もキワモノ映画にたくさん出演しているようです。ヴィスコンティにとってとヘルムート・バーガーのような存在でしょうか。
ウォーホールの名前に惹かれて借りてみましたが、今からすればさほど刺激的でもなく、倦怠感に満ちた作品でした。
興味深かったのは、登場人物たちが『Juke Girl』という1942年の映画の話をしているシーンです。主演はロナルド・レーガンです。この映画、つまり、ウォーホール製作のこの映画は1968年のものです。当時、レーガンはカリフォルニア州知事で、バークレーの学生運動と全面対決していましたから、リベラルや反体制派からは蛇蝎のごとく嫌われている存在だったはずです。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー



