Koji Murataの映画メモ

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 シネマート六本木で試写会に。
 トム・フォード監督『シングルマン』(2009年)。
 1962年のある朝。ジョージ(コリン・ファース)はカリフォルニアの大学教授で、16年同棲したパートナーのジムを数か月前に亡くした傷心から立ち直れずにいる。美貌の大学生ケニー(ニコラス・ホルト)やセクシーなスペイン人カルロスとの出会いがあるが、ジョージの心は晴れない。彼は自殺を決意している。その日の夜、約束どうり、昔からの女友達チャーリー(ジュリアン・ムーア)の家を訪問し、また、ケニーの不意の来訪を受けるのだが。
 この一日の出来事に過去の回想が織り込まれていく。
 美しい映像です。
 ファースは好演、ヴェネチアでは主演男優賞を獲得しています。
  ジョージの隣家は絵に描いたような中産階級で、アメリカ社会の規範を象徴しています。
 それにしても、この大学教授の暮らしはかなりリッチで、うらやましい。
 キューバ・ミサイル危機が背景になっています。「未来は死だ」−この言葉は暗示的です。
 監督は著名なファション・デザイナーだそうですね。
 「恋人はバスと同じだ。待っていれば次が来る」−これはカルロスのお母さんの言葉だそうです。
 秋口に一般公開とか。

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