Koji Murataの映画メモ

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 自宅でビデオ。
 またフリッツ・ラング監督の『ジークフリート』(1921年、ドイツ)。ワーグナーのオペラにもなっている伝説です。
 美貌の王子ジークフリート(パウル・リヒター)は名刀を作り、森のドラゴンを退治して、その返り血を浴びて不死身になる(落ち葉に覆われた背中だけが例外)。また、小人の魔王を倒して、その財宝を獲得した。
 しかし、ジークフリートの目的は、ブルグント王国のクリームヒルト姫(マルガレーテ・シェーン)と結婚することだった。姫の兄ギュンター王(テオドール・ロース)はアイスランドのブリュンヒルデ王女(ハナ・ラルフ)に恋しており、ジークフリートが恋の成就を助けるなら、妹との結婚を許すという。
 ブリュンヒルデは男勝りの勇者だが、密かにジークフリートの助けを借りてギュンター王は彼女との競争に勝ち、彼女を妻とする。ジークフリートもクリームヒルトと結ばれた。しかし、ブリュンヒルデが本当に愛しているのはジークフリートのほうで、しかも、彼が王を助けたという秘密を知り、嫉妬と怒りのあまり、王にジークフリートを殺すように迫る。
 王の主催の狩りが行なわれた。王とその叔父ハーゲン公の陰謀で、ジークフリートは背中の急所を刺されて絶命する。クリームヒルトは夫の復讐を誓うのだった。
 実はこれが第一部で、第二部はクリームヒルトの復讐物語だそうです。
 実写のドラゴンは迫力に満ちています。
 不思議な映像美でゲルマン中世の世界に惹きこまれていきます。
 京都文化博物館で、野村浩将監督『京洛の舞』(松竹、1942年)。脚本は野田高梧。
 幕末の京都。攘夷派の田中新兵衛(阪東壽三郎)は同志の出雲路(阪東好太郎)と、祇園のお千加(高峰三枝子)をめぐって三角関係にある。お千加が慕っているのは、出雲路のほうだ。
 攘夷派の公卿・姉小路(壽三郎の二役)が開国派に傾いたことから、攘夷派の志士たちは姉小路を殺そうとする。出雲路は姉小路の人物を評価しており殺害に反対するが、結局は彼が姉小路を殺害することに。
 このため、出雲路と田中は幕府の役人たちに追われることになる。田中はお千加を出雲路のもとにやり、自決するのだった。
 田中は攘夷派ながら、最後には開国の道理を悟るようですが、1942年にしては「進歩的」です。
 他に、坂本竜馬役に月形龍之介、松平容保役に徳大寺伸ら。
 監督は野村浩太郎の父です。
 芸者役の高峰がひときわ美しい。
 薩摩から上洛した田舎侍役の三井弘次も、いい味を出していました。
 京都の町並みも風情を添えます。
 

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