Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 自宅でDVD。
 ジャック・ターナー監督『キャット・ピープル』(1942年、アメリカ)。
 セルビア出身のイレーヌ(シモーヌ・シモン)は偶然であったオリバー(ケント・スミス)と結婚するが、自分が邪悪な猫族の血筋だと信じている。夫は妻を精神科医ジャッド博士(トム・コンウェイ)に委ねる。
 やがて、オリバーは妻との不和から、同僚のアリス(ジェーン・ランドルフ)を愛していると悟る。その頃から、アリスに不気味な猫の影が忍び寄る。一方、ジャッド博士はイレーヌに邪まな思いを寄せており、彼女の唇を奪うのだが。
 『映画はネコである』という新書に啓発されて、観てみました。
 確かに、光と影が巧みに用いられています。
 また、ホラー映画とはいいながら、怪物は登場せず、妄想と現実の区分は不明瞭です。
 1981年にリメイクされています。

 三条ムーヴィックスへ。
 篠原哲雄監督『小川の辺』(2011年)。原作は藤沢周平。
 東北の小藩。佐久間森衛(片岡愛之助)は藩主に取入る侍医(西岡徳馬)を批判し、農政改革を献言したため謹慎を命じられ、妻の田鶴(菊地凛子)と脱藩した。藩の重役たち(笹野高史ら)は田鶴の兄・戌井朔之助(東山紀之)に佐久間の討伐を命じる。
 佐久間は成田の周辺に潜んでいるとか。田鶴も剣の使い手で、夫を守ろうとすることは必至だ。戌井兄妹と兄弟同様に育った奉公人の新蔵(勝地涼)も、田鶴を心配して、戌井に同道する。
 やがて、戌井らは佐久間夫妻を小川の辺の小屋に発見するのだった。
 小川のように静かに時間が流れていく。美しい風景の中で、寡黙な東山が格段に光る。
 しかし、菊地も勝地も驚くほど鬘が似合わない。
 愛之助の科白回しも大袈裟だ。ただし、東山と愛之助の剣の勝負は見事なもの。
 原作が短編だから、ストーリーに起伏がないのは仕方ないでしょう。
 他に藤竜也(今年で70歳!)や松原智恵子ら。重臣たちの一人に,西沢利明も。さすがに老けたが、懐かしい俳優さんです。

 

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