Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

 自宅でDVD。
 ヴェルナー・ヘルツォーク監督『フィツカラルド』(1982年、西ドイツ)。
 19世紀末のアマゾン。オペラを愛するフィッツジェラルド(クラウス・キンスキー)は、アマゾンにオペラハウスを建造することを夢見ている。現地人たちは、彼を「フィツカラルド」と呼ぶ。
 オペラハウス建設の資金のため、「フィツカラルド」はゴムの採取を計画する。さらに、そのために、客船を買い取って河を上る。だが、急流を避けるため、彼は実に船の山越えを計画するのだった。敵対的なはずの地元の部族が、「フィツカラルド」の壮挙を手助けする。彼らは「フィツカラルド」の船を神の船と信じ、悪霊払いを期待していたのだった。
 他に、クラウディア・カルディナーレ。
 とにかく、壮大の一語に尽きます。
 蓄音機でオペラを奏でながら、客船がアマゾンの河を進むのです。
 かつて黒澤明監督も絶賛した作品です。
 
 皆さん、今年は色々なことがありました。
 どうぞよい新年をお迎え下さい。
 
 神保町シアターへ。
 渡辺祐介監督『黒の奔流』(1972年、松竹)。原作は松本清張。
 旅館の女中・藤江(岡田茉莉子)は、金持ちの男性客(穂積隆信)を谷に突き落として殺したとして、逮捕・起訴される。 野心家で売れない弁護士・矢野(山崎務)が国選弁護士に。矢野は恩師(松村達夫)の歓心を買うためにも奮発し、逆転無罪を獲得した。矢野は一躍マスコミにも注目され、恩師の令嬢(松阪慶子)との婚約話も進む。
 だが一方で、矢野は藤江を事務所に雇い、肉体関係を持つようになっていた。矢野は藤江を退けようとするが、藤江は妊娠したと言い、しかも、自分は犯人だったと告白するのだった。出世のために、矢野は藤江の殺害を計画するが。
 他に、佐藤慶や中村伸郎も。
 いかにも清張的な展開です。
 松阪が実に若い!
 久しぶりにユーロスペースに。渋谷の円町(『恋の罪』の舞台)の猥雑な一角にあります。
 レフ・マイェフスキ監督・脚本『ブリューゲルの動く絵』(2011年、ポーランド、スウェーデン)。
 16世紀フランドルの画家ブリューゲル(ルトガー・ハウアー)の大作『十字架を担うキリスト』をめぐって、画家とその友人(マイケル・ヨーク)との対話を軸に、当時の宗教弾圧と民衆の生活が、イエスの最期と重ねあわされる。まさに、絵の中の人物たちが動き出すのである。
 意図はわかるし、絵画のように美しい映像には唸らされる。
 だが、それ以上の感動は起こらない。カトリックで旧共産圏ポーランドだから、意味のある作品なのでしょうか。
 
 何とか年内に映画館100回を達成できました。
 新宿バルト9で、成島出監督『連合艦隊司令長官山本五十六 太平洋戦争70年目の真実』。
 山本五十六(役所広司)は海軍次官として三国同盟締結に反対しながら、連合艦隊司令長官に転出し開戦が決まると、意に反して真珠湾奇襲攻撃を計画・実行する。世論は勝利に酔うが、米空母を撃ち洩らした上、宣戦布告前の奇襲となったため、山本は失敗だと悟る。さらにミッドウェイ海戦で空母を失い、その後山本は早期講和の機会を得られないまま、戦死するのだった。
 他に、玉木宏、阿部寛、吉田栄作、阪東三津五郎、香川照之、原田美枝子ら。
 役所をはじめ出演者は好演しているが、新たな史実の提示は特になく、人物像も型どおり。
 山本の家族愛やメディアの身勝手、軍事官僚の無責任など、みな想定の範囲。
 薩長と非藩閥(山本は新潟の長岡出身)を明確に打ち出した点は、評価できる。
 それにしても、太平洋戦争をテーマにしながら、米側をまったく描かないとは、一面的ではないでしょうか。
 久しぶりに宮本信子を観ました。さすがに渋い。
 吉田栄作が老けたのには、少し驚きました。
 卒業生(海上自衛隊の幹部候補生)がエキストラ出演していたそうですが、まったく発見できませんでした。
 再び新文芸座へ。
 ソフィア・コッポラ監督・脚本『SOMEWHERE』(2010年、アメリカ)。
 監督が自身の子供時代の思い出をもとにした作品。
 ジョニー・マルコ(スティーヴン・ドーフ)はハリウッドのスターで、女出入りの激しい生活を送っている。そんな彼のもとに、離婚した妻との間の11歳になる一人娘クレオ(エル・ファニング)がやって来る。
 愛らしい娘との束の間の生活に、マルコは自分を取り戻していくのだった。
 セレブ生活の難しさが伝わってくる、お洒落な作品でした。やはり、お金では買えないものが、たくさんあるのですね。
 "Who is Johny Narco?"というインタビューの問いがありました。これの字幕が、「一言で言うと、あなたはどういう人間ですか?」 なるほど、うまい!

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
最大10万円分旅行クーポンが当たる!
≪10月31日まで≫今すぐ応募!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事