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神戸の実家で母とビデオ。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督『にんじん』(1932年、フランス)。
原作はジュール・ルナール。
夏休みで、子供たちが田舎のルビック家に帰ってくる。ルビック氏(アリ・ポール)は村長をめざしており、善良だが無口で家庭に無関心だった。ルビック夫人は夫との冷え切った関係にいら立っており、口うるさく、長男と長女を溺愛しながら、二男に「にんじん」(ロベール・リナン)とあだ名をつけて叱りつけこき使って虐げる。
それでも、「にんじん」は明るく生きていくが、時には自殺を考えることもある。彼にとって、家庭とは「共感できない者同士が一緒に暮らす場所」にすぎない。
兄が母の金を盗んだ責任を「にんじん」に転嫁し、「にんじん」は父の村長就任パーティーに出られない。ようやく二階から逃げ出してパーティーに駆けつけても、多忙な父は「にんじん」を相手にしない。ついに、「にんじん」は自殺を決意する。だが、間一髪で父に救われるのだった。「にんじん」は父も母を嫌っており、しかし、母に同情もしていることを知る。父と和解し、「にんじん」は一緒に生きていこうと決意するのだった。
タイトルだけ知っていた児童文学の映画化です。
フランスの田舎の、家父長主義的な中産階級の家庭の様子がうかがわれます。
村長選挙の投票総数が12票というは、笑えます。
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