Koji Murataの映画メモ

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6月11日 外国映画65

 自宅でDVD。
 ジョエル&イーサン・コーエン監督・脚本『ミラーズ・クロッシング』(1990年、アメリカ)。
 コーエン兄弟の監督デビュー作。さすがに、よくできています。
 1920年代末のアメリカ。
 レオ(アルバート・フィニー)はアイルランド系で、街を牛耳るボスだ。そこにイタリア系のボス、キャスパーがやって来る。バーニーというチンピラに詐欺にあったので、身柄を引き渡してほしいというのだ。しかし、レオは拒否する。バーニーの姉ヴァーナ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)が愛人だからだ。
 レオの懐刀トム(ガブリエル・バーン)は両者の紛争を避けようとするが、失敗する。実は、トムはヴァーナと肉体関係をもっていた。レオにそれを告白すると、トムは組織から放逐された。トムはキャスパーに寝返るのだが、その真意はわからない。キャスパーはトムにバーニーを殺すよう命じる。トムを失ったレオはキャスパーの攻勢に押されていくが、キャスパーの残酷な用心棒はトムを疑い続ける。
 トムのファミリー・ネームは、レーガン。とてもアイルランド的です。
 ヴァーナをめぐるレオとトムとの三角関係のようで、実はレオをめぐるトムとヴァーナの、そして、トムをめぐるレオとヴァーナの三角関係でもある。
 バーニーもキャスパーの用心棒も、ゲイという設定。前者は身勝手、後者は冷酷。
 市長も警察署長も、ギャングのボスたちのいいなりです。
 

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