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大分に向かう車中でDVDを一本。
フランク・キャプラ監督『一日だけの淑女』(1933年、アメリカ)。
アニー(メイ・ロブソン)という老女は、ニューヨークの路上でリンゴを売って生計を立てている。ギャングのボス、デーブ(ウォーレン・ウィリアムズ)は、彼女のリンゴを買うとツキが巡ってくる。
アニーは高級ホテルの便せんを使って、ヨーロッパに暮らす娘がスペイン貴族の子息と恋愛し、その父カルロス伯爵とともにニューヨークに訪ねてくるという。娘は自分のことを貴婦人だと思っている。動揺するアニーにデーブが救いの手を差し出し、彼女を淑女に仕立て上げる。
だが、デーブが伯爵の訪問を取材しようとする新聞記者たちを監禁したため、警察、さらには市長や知事までが動き出す。このままでは、カルロス伯爵のためのパーティーが開けなくなる。デーブは自分が逮捕されることを覚悟で、事情を打ち明けた。その夜のパーティーには何と、本物の知事や市長まで出席してくれたのだった。
こうして、娘と伯爵の子息は結ばれ、一行は無事にスペインに戻っていった。
世界大恐慌のさ中に作られた、明るい明るいドラマです。
アメリカのようなオープンな社会でも、社交界や紳士録が大きな意味を持っています。
キャプラはこの作品を『ポケット一杯の幸福』で自らリメイクしています。
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