Koji Murataの映画メモ

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 京都シネマへ。
 アンナ・ジャスティス監督『あの日あの時愛の記憶』(2011年、ドイツ)。
 第二次世界大戦中、ポーランドにあるナチスの強制収容所で、ポーランド人のトマシュ(マテウス・ダミエッキ)とユダヤ人のハンナ(アリス・ドワイヤー)は愛し合っている。トマシュはレジスタンス活動のため、強制収容所を脱出し、妊娠中のハンナも連れ出す。
 二人は命からがらトマシュの実家に逃げ延びるが、トマシュはレジスタンス活動で行方不明になる。やがて、戦争は終わるが、トマシュの家族たちはソ連軍に連行されてしまう。生き残ったハンナは独りベルリンに向かった。
 1976年のニューヨーク。ハンナ(ダグマー・マンツェル)は、優しい学者の夫と娘と幸せに暮らしていた。ある日、彼女はクリーニング屋のテレビで、トマシュ(レヒ・キェヴィチュ)が生きており、インタビューに答えている姿を目撃した。ハンナは赤十字にトマシュの再捜索を依頼するのだった。
 映像の中に、過去と現在が巧みに織り込まれています。
 ポーランドの過酷な歴史を改めて想います。1976年にも、この国はまだ共産主義支配下にありました。
 この作品は、(主人公にとっての)1944年から76年と、(観客にとっての)76年から現在という、二つの時差の構造からなっています。
 ラストも説明的でなくてよい。
 ただ、冗長な邦題がいただけません。

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