Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

 新宿ピカデリーで、トム・フーパー監督『レ・ミゼラブル』(2012年、イギリス)。ミュージカルです。
 原作はもちろんヴィクトル・ユゴー。
 19世紀初頭のフランス。妹の子供のために一個のパンを盗んだため、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は19年も牢獄に投じられた。ようやく仮釈放されたが、社会は前科者に厳しく、バルジャンは教会から銀食器を盗む。ところが、司教はその罪を許してくれた。バルジヤンは心を入れ替え、素性を隠して生きる決意をする。
 やがて、バルジャンは地方都市の市長にまで出世する。だが、宿敵ジャベール警部(ラッセル・クロウ)はバルジャンの素性を疑っている。警部は彼なりの法と秩序、正義への信念に生きている。
 この二人の葛藤に、薄幸の女性ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と彼女が残した娘コゼットという二人の女性が絡む。バルジャンはファンテーヌに代わってコゼットを慈しみ育てる。
 そこにさらに、パリでの革命の動きが。裕福な学生マリウス(エディ・レッドメイン)らは革命を主導するが、マリウスはコゼット(アマンダ・セイフライド)に一目ぼれする。バルジャンは命がけで、コゼットの愛する人を守ろうとするのだった。
 昔、ロンドンの舞台で観たことを懐かしく思い出しました。
 イギリス演劇の伝統を感じさせる作品です。
 ジャックマンもクロウも、ハサウエィも、人気だけではない力量ある俳優であることが、よく分けります。
 他に、個性派のヘレナ・ボナム=カーターら。
 
 仕事に終れてブログがご無沙汰になってしまいました。
 ムーヴィックス三条で、サム・メンデス監督『007 スカイフォール』(2012年、イギリス、アメリカ)。
 シリーズ23作目、実の半世紀の歴史です。
 ジェームズ・ボンドはダニエル・クレイグ。私と4歳しか違わないのに、すごいバイタリティです。しかも渋い。
 今回はM(ジュディ・デンチ)と彼女に復讐を誓う元英国諜報部員シルヴァ(ハビエル・バルデム)のマザコン的葛藤が軸になっています。ボンド・ガールのイヴには、マルチエスニックなナオミ・ハリス。
 ラストはボンドの郷里スコットランドで死闘が繰り返されます。
 他に、レイフ・ファインズやアルバート・フィニー(彼が登場する必然性が、それほどあるとは思えませんでしたが)。
 往年の歌舞伎的面白さはなく、暗いトーンですが、それだけ原作の雰囲気に近く、迫力満点です。また、シリーズの旧作へのオマージュもいたるところに。なにしろ、今回の007の決め言葉は「復活」ですから。
 木の実を食い荒らすネズミを罠に仕掛けて缶詰に閉じ込めると、共食いを始める。最後の二匹を森に離すと、もはや木の実は食べす、他のネズミを襲いだす。飼いならされるとは、こういうことだ――シルヴァの語るこの話には、ぞっとさせられます。

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
10/31まで秋の行楽キャンペーン実施中

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事