Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 年末年始とバタバタして、映画のブログを書くことができませんでした。
 
 大みそかから元旦にかけては、神戸の実家で母とDVD。山田洋次監督『男はつらいよ ハイビスカスの恋』(1980年、松竹)。
 葛飾柴又の「とらや」にリリー(浅丘ルリ子)から手紙が届き、沖縄で危篤との由。寅さん(渥美清)は大の飛行機嫌いだが、リリーのために沖縄へ。やがて、回復したリリーから結婚の話まで出るのだが。沖縄海洋博のあとの沖縄の様子が、差焼き風刺的に盛り込まれたりしています。他に江藤潤ら。私が観たのは、後年再編集されたものだったからか、主題歌を八代亜紀が歌っていました。触発されて、先日葛飾柴又にも行ってきました。すぐ先が矢切の渡し」なんですね。
 
 元旦にはもう一本DVD。木下慶介監督『不死鳥』(松竹、1947年)。
 田中絹代が戦争未亡人の役で、亡夫(佐田啓二)との出会いから死別までが、回想で描かれたメロドラマです。
 さすがに、田中の女学生役には無理があります。夫の父が頑なに結婚に反対するが、最後は許してくれます。この頑固親父が小杉勇。こういう役が本当に似合います。他に山内明ら。それにしても、浮世離れした富裕層の物語でした。これも年末に、浜松の木下慶介記念館に行ってきました。
 
 さて、14日にようやく今年初めて映画館へ。ローランド・エメリッヒ監督『もうひとりのシェークスピア』(2011年)。原題は"Anonymous"つまり「匿名」。エリザベス一世(ヴァネッサ・レドクレイヴ)治世の末期、次期国王擁立をめぐる権力闘争と、、女王のかつての愛人オックスフォード伯爵(リス・エヴァンス)が「匿名」で戯曲やソネットを書き続け、それを無名の役者シャークスピアの名前で発表したというフィクションが、巧く組み合わさっています。
作中でシャークスピア劇も楽しめますし、やはりイギリスの俳優たちは演技がしっかりしていますね。驚くべき結末も!衣装や音楽を含めて、予想以上に楽しめました。
 
 何とかこのブログは書き続けるつもりですので、本年もどうぞよろしくお願いします。

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