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DVDを2本。
まず、ロバート・アルドリッジ監督『合衆国最後の日』(1977年、アメリカ、西ドイツ)。
設定は1981年、殺人罪で服役中の元将軍(バート・ランカスター)が囚人仲間と脱獄し、空軍の核ミサイル基地を占拠する。彼は政府にベトナム戦争に関する国家機密を国民に暴露するように迫る。軍部による基地奪還作戦も失敗し、ついに大統領(チャールズ・ダーニング)自身が人質として基地に赴くことに。
他に、リチャード・ウィドマークやジョセフ。コットンら。ランカスターとウィドマークの対決は、『ニュールンベルグ裁判』でも迫力がありました。思えば、ファースト・レディをはじめ、女性のほとんど登場しない映画です。
ベトナムとウォーターゲートで、政府への信頼が地に落ちていた時代の作品です。
大統領は優柔不断ながら、最後には責務を果たそうとするのですが。
次に、ジョージ・キューカー監督『ボーン・イエスタデイ』(1950年、アメリカ)。
もともとはブロードウェーの舞台劇で、ジュディ・ホリディがアカデミー主演女優賞を獲得した作品です。
横暴な成金(フレディック・クロフォード)が愛人(ホリディ)を連れてワシントンに赴き、政治家を買収しての立法工作に乗り出した。だが、愛人は無知無学。そこで、成金はインテリのジャーナリスト(ウィリアム・ホールデン)を雇って、愛人を教育しようとする。ところが、二人が愛し合うようになり、愛人は啓蒙されて成金の悪事を暴露することになる。
『スミス都に行く』同様、ワシントンの名所を巡って、民主主義の偉大がアピールされる。成金はファシスト呼ばわりされるが、時期的には赤狩りが本格化する頃です。
ホリディは人を喰った演技で、金切声の薄痴美を好演しています。
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