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まずは高倉健さんのご逝去に哀悼の意を表したいと思います。思い出に残る多くの映画と歌をありがとうございました。
さて、吉田大八監督の話題作『紙の月』を鑑賞。宮沢りえ演じる銀行の契約社員が、大学生の恋人(池松壮亮)と出会ったことを機に、つかの間の偽物の幸せ「紙の月」のため、莫大な金額の横領を重ねる。宮沢が色気を取り戻す様子や小林聡美の冷徹なOL役など、見ごたえのある作品。徐々に平凡な日常が崩れていく過程が、巧みに描かれています。
スウェーデンの映画、フェリックス・ハーングレン監督『100歳の華麗なる冒険』(2013年)。100歳の老人が老人ホームから逃走、たまたまギャングの大金を手にして、当てのない旅を続ける。これに老人の回想が挿入される。フランコ将軍、スターリン、レーガン、ゴルバチョフなど、歴史上の人物と邂逅しているが、本人は政治とセックスには無関心で、趣味は爆弾づくりという老人なのである。北欧から見た20世紀史としても楽しめる。
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