Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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12月17日

 ご無沙汰しました。今日は格段に寒いですね。
 さて、最近観たDVDを3本。
 まず、ウディ・アレン監督『ラジオ・デイズ』(1987年、アメリカ)。ニューヨークのユダヤ人家庭(もちろん、アレンがモデル)を、大恐慌以降の世相とラジオを通じて描いた心温まる作品。当時、ラジオがいかに大きな存在だったかがよくわかります。出演はミア・ファロー他。グレン・ミラーなど懐かしい音楽も堪能できます。
 次に、ジョージ・ロメロ監督『ナイト・オブ・リビング・デッド』(1968年、アメリカ)。数ある存知映画の原点。ゾンビに襲われる人間の間の対立や摩擦が、社会性をもった問いかけになっている。ゾンビより人間の方が怖い。白黒映像と単調な音楽が不気味さを増す。『ゾンビ襲来』という、ゾンビを題材にした国際関係論の本に触発されて観てみました。
 ジェレミー・スカヒル"Dirty War" (2010年、アメリカ)。
 日本未公開ですが、911以降拡大する、アメリカによる対テロ戦争の暴走を描いたドキュメンタリー。スカヒルによる『アメリカの卑劣な戦争』(柏書房)をベースにしています。対テロ戦争が憎しみを増大し、テロリストを増やしていく様子が、世界各地の取材を通じて描かれています。
 バンコク行きの機内でも一本。ギレルモ・デル・トロ監督『パシフィック・リム』(2010年、アメリカ)。太平洋から次々に“怪獣”が人類を襲い、巨大ロボットがこれに対抗する。本多猪四郎監督に捧げられているだけあって、日本も重要な役割をになっており、菊池凜子が活躍している。アニメやゾンビ・怪獣映画などの様々な要素が盛り込まれている。オタクにはたまらない作品でしょう。

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