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リメイクされた日本映画を2本。
まず、原田眞人監督『日本のいちばん長い日』。役所広司が阿南陸相、山崎務が鈴木首相、本木雅弘が昭和天皇で、それぞれ力演でした。ただ、国家存亡の政治ドラマと家族の物語を絡ませるのに成功したかどうかは、微妙。迫水内閣書記官長ら脇役もよいが、叛乱将校側が個性に乏しい。いずれにせよ、十分一見に値する。
塚本晋也監督・脚本・主演『野火』。大岡昇平原作で、かつては市川崑監督が手がけた。リリー・フランキーや森優作もよく、力強い作品だが、映像と音響で観客を驚かせようとしている印象が拭えない。市川作品の白黒の乾燥した虚無感には欠ける。名作のリメイクは勇気のいることです。
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